ゴム輪結紮術体験談 内痔核

外科医が内痔核の患者になった話

ついに受診

ついにこの日がきた。

仕事を早退し、タクシーで病院に向かう。車内でも焦りからかなんだか痛みが出てきた。

到着し受付、特に羞恥心はない。よく見ると待合室のソファーの上に円座(真ん中に穴があいてるクッション)がいくつかある。やっぱり内痔核の治療にも慣れているのだなあ、と安堵していると、比較的早く診察室に呼ばれる。どんな診察で、どんな治療方法となるのやら。初診の患者様はいつもこんな気持ちなのか、、不安である。

 

診察は予想通り痛かった、、。

そして、「可能なら今からゴム輪結紮をやりましょう」と医師より提案される。なんだか頭がボーッとして思考能力が低下している気がする、、。だがこれまでのつらい日々が少しでも良くなればと思い、「お願いします」と振り絞って伝えた。

ああ、これから処置(ゴム輪結紮術)が始まるのか。なんだか脈拍数が上がってきた。

ジオン注射じゃないのかあ。

続く