ゴム輪結紮術体験談 内痔核

外科医が内痔核の患者になった話

悪化から受診まで 1

きっとすぐに良くなるだろうと思う予想は見事に裏切られ、一日中患部が気になる日々が続く。

結紮切除(Ligation and Excision: LE、痔を切り取ること)の手術や、保存的治療も外科医として行った事があり、ある程度の知識はある。

このままではダメだと思い、保存的治療(手術以外の薬などで治療すること)を開始してみた。

強力ポステリザン軟膏、ネリプロクト座薬、ロキソニン内服、アセトアミノフェン内服。

 

まだこの段階でも明日は良くなる、明日こそは良くなると思い続け、薬の治療をひたすら続け改善の日を待ち続けた。

ちなみに職場や家庭には、体調が悪い事は腰痛のせいだと伝えた。言えるわけもない、、。

続く