ゴム輪結紮術体験談 内痔核

外科医が内痔核の患者になった話

ゴム輪結紮術

肛門鏡(肛門内をみる筒)を入れた状態でゴム輪結紮を行う場所を探している。これは非常に重要で、外側過ぎると神経が走っておりかなり痛む(外痔核が痛くて、基本的に内痔核が痛くない理由である)。今からゴム輪をかける箇所を摘んで痛くないかをチェックするのである。ただ筒を入れられて痛みや引っ張られる痛みはあるので、痛みはゼロではない。

「痛くないですか?」

「すごく痛くはないよな気がします」

「じゃあ、大丈夫だね!」

「は、、はい、、」

などとやりとりが行われ、

「痔核が大きいなあ、、じゃあ行きますよ〜、ちょっと大きな音がしますよー」

(もうひと思いにやってくれ、、)

 

「バチン!!」

処置が終わった、、。

診察開始から処置終了まで5分程度(10分?)

ジンジンするが我慢できないことはない。気持ちが高ぶって痛みをあまり感じていないのか?心より感謝の意を伝えた。

あとは支払いを終え薬をもらい帰路についた。なんだかどんどん痛くなってきたきがする。

続く